アラフォーがものを愛でる記録。

何事も愛が行き届く個数に絞りながら生きたいです。

婚約指輪えらび失敗の思い出。

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(※リフォーム済)

せっかく夫がそれまでで一番高い指輪を買ってくれたのに申し訳ないので、今まで考えないようにしていましたが、もう10年以上経ったので「失敗だった」と括っても良いかなと。

婚約当時25歳の私はまだ服選びすら迷走し、ジュエリーのjも知らない状態でした。

月並みですが、初めて買った結婚情報誌ゼク○ィの記事を完全に鵜呑みにし、ゼク○ィが提唱する「平均」になるべく近いものを買えば間違いが無いと思い込んでいました。

 

↓当時の思考↓

メーカーは、ゼク○ィの広告で一番雰囲気が良かった4℃!外国ブランドよりブランド料が控えめで手堅いのでは?

婚約指輪と言えばプラチナだし一番人気のデザインなら間違いないよね!小さな脇石つきでザ・エンゲージ!

大きさと購入価格は、平均より下にすれば夫に「堅実な女性アピール」が出来るだろうし控えめにしておこう。

でもせっかくなら真っ白でキラキラ綺麗なのが良いからカラーはD、カットは最上級のトリプルエクセレントで、ロマンティックな響きのハートアンドキューピッド!クラリティ?よく分からないから(お店の中で)一番いいやつ、VVS1!

最寄りの4℃は仙台だけど、せっかく一生に一度の買い物なんだから銀座本店に行こう!!

 

こうして私は、わざわざ新幹線で銀座まで出て、完全に他人軸で選んで結局は高くついた一本を買って貰いました。

帰りの新幹線では、座席を少し倒した事で後ろの席の酔っ払いおじさんに座席を蹴られ続け、言い争いになりました。

「お前の女ならちゃんと躾けとけよ!」と怒鳴られた夫は、事なかれ主義なので笑顔で流していました。全てが最悪。(※私も悪い。※座席をほんの少しでも倒す時は、後ろの人に事前に断るようになりました。)

その後の人生でダイヤ沼に足を踏み入れてからは、

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(お店側が売りたいもの)

本当に良いもの

(十分にキレイで飽きずに長く使えるコスパの良いもの)

これらは全然違うのだと気付き愕然としました。ブランドがブランドたる理由も、今なら解ります。

今、一粒ダイヤを選ぶなら…ダイヤのスペックはカラーF/クラリティVS2まで落として、カットだけは最上級、予算内でなるべく大きなものを、遠方の本店では無く最寄りのティファニーあたりで購入すると思います。

もしくは、東京まで出るなら御徒町のノーブランド品で、台のつくりが気に入るものがあれば。

それ以前に、一粒デザインではなくエタニティリングの方が自分の生活やファッションに合っているので、そちらを選ぶと思います。指輪の幅が3mm以上あると豪華で嬉しいです!

同じ日に買ったザ・マリッジ!な定番結婚指輪がずーっとお蔵入りしているので、エンゲージ兼マリッジで上記のエタニティ一本、が良いなと思います。

夫、無知だった私を許してね。

 

にがい思い出が残ってしまったエンゲージは、結婚から5年目くらいで夫の了承を得て、楽天のリフォーム工房「FESTUDIO」さんで蜂蜜をイメージしたハニカム覆輪のピンキーリングに作り直して貰いました。

小さいけれどオーバースペックのダイヤ、小指の上ではとても可愛い脇役で、これはこれでとても気に入っています。

 

今後の人生は、大きな買い物はいつもの直感型を封印してある程度の下調べを…!(当たり前)