アラフォーがものを愛でる記録。

何事も愛が行き届く個数に絞りながら生きたいです。

実母の婚約ダイヤ。

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結婚20年ほどで、娘の私に「いらない」と譲ってくれたクラシックな立て爪ダイヤの指輪。覆輪の両吊りネックレスにリメイクしました。

0.5ct弱、ちゃんと虹色のファイヤも出るなかなか良いものですが、ときはバブルで「婚約指輪は給料3ヶ月分」の時代…多分、人と比べてだいぶ小さかったのだろうと推測します。そして何より、姑(私の祖母)の付き合いがある地元の時計店で、姑同伴・姑会計による購入、というエピソードが決定的だったのかもしれません。ほとんど使われないまま白く曇った指輪を、あっさりとお下がりにくれました。

リメイクは、バランスとしてはティファニーのバイザヤードをイメージして、キューレット(ダイヤのおしりの尖った部分)が肌にチクチクしないように枠の高さを出して作って貰いました。数年間スキンジュエリーとして使ったり、40歳手前の今の自分にも十分な大きさで良く出番があります。

母は姑と同居で妖怪大戦争を経験し、20年後に別居、そして父の30年を越える不倫(※一人の女性と。もはや2号さん)などの荒波を乗り越えてきた女性で、そういう人の婚約指輪って縁起的にどうなの?と一瞬思いますが、母がいまとてもとても幸せそうだ(慰謝料として今後の不労所得と理想の住空間をゲット)という最終結果を大事にして、このネックレスも愛用し続けたいと思います。

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